西国三十三所二十九番松尾寺

創建は和銅元年(708年)で、威光上人により開基されました。
松尾寺がある青葉山は、若狭富士と言われる死火山で、かつては日本海まで注ぐ壮絶な水煙をあげていたようであります。また、この山は古くより修行の場となっており、唐の僧、威光上人が当山の二つの峰を望んで、故国の霊山馬耳山を想起されました。
御本尊は馬頭観世音菩薩で、境内には馬の銅像が祀られています。
松尾寺への参拝は、公共交通機関だとJR小浜線松尾寺駅が最も近いですが、そこから徒歩で約3km(50分)かかります。なので、マイカーでの参拝をお薦めします。ただ、松尾寺がある青葉山の山道は、道幅が狭く、すれ違いなどに注意が必要です。
車で松尾寺の駐車場までの行き方などについては逍遥紀行の西国三十三所巡礼 第二十九番 松尾寺のサイトに詳しく案内されています。地図だけでなく動画も掲載されていますので、巡礼前にはチェックが必要ですね。