西国三十三所十六番札所清水寺

「清水の舞台から飛び降りる」で有名な清水寺は、西国三十三ヶ所十六番札所でもあり、世界的にも有名な寺院です。 また、古くから「清水の観音さん」「清水の舞台」「音羽の滝」でも幅広く知られています。清水寺の創始は、延鎮上人が夢で観音のお告げを受け音羽の滝を見つけ、この場所に庵を結びました。 境内には、仁王門、西門、鐘楼、三重塔など本堂以外にも見所が沢山ある、素晴らしい寺院です。 京都市内の東山にある清水寺へ行くには自家用車よりも電車の方が便利です。京阪電鉄清水五条駅から少し歩きますが、途中に十七番札所の六波羅蜜寺もあるので同時に参拝されることをお薦めします。 逍遥紀行の清水寺のサイトによると、清水五条駅からの徒歩のマップも掲載されていますので、 巡礼前にチェックして、迷わないようにしたいものです。

西国三十三所十四番札所三井寺

正式名を「長等山園城寺」といい、天台寺門宗の総本山で近江大津京ゆかりの古刹である三井寺は、西国三十三ヶ所十四番札所でもあります。 また、三井寺は、東大寺興福寺延暦寺と共に四大寺の一つに数えられているとともに、境内には、金堂、経堂、三重塔など国宝の建物があります。 近江八景のひとつである「三井の晩鐘」も有名で「弁慶の引き摺り鐘」と言われています。 電車で行くには、大津市役所前の京阪石山坂本線三井寺駅から県道47号線を南下すれば徒歩13分ほどで到着します。 自家用車の場合、逍遥紀行の三井寺のサイトによると、名神高速道路の京都東インターチェンジから国道1号線、国道161号線、県道47号線で三井寺に到着するようです。 是非、巡礼前にチェックして、有意義な参拝をお楽しみください。

西国三十三所八番札所長谷寺

ぼたんやあじさいなど四季折々の花が咲くことから「花の御寺」と知られている長谷寺真言宗豊山派の総本山であり、西国三十三所八番札所でもあります。 寺院近くには伊勢まで続く初瀬街道があり、草餅などの土産が沢山販売されています。 電車で行くには、近鉄長谷寺駅」で下車し、国道165号線を越えて、初瀬街道を北東側へ進みます。徒歩だと、駅から寺院まで約15分かかります。 自家用車の場合、逍遥紀行の長谷寺のサイトによると、近畿自動車道から南阪奈道路、国道165号、県道38号(初瀬街道)で長谷寺に到着するようです。 巡礼前にサイトを確認して、無駄なく参拝できるようにすることをお薦めします。

西国に向けたお参りは?

養老2年、長谷寺の開山徳道上人が閻魔大王から授かった三十三の宝印は、当時の人々には受け入れられず中山寺の石櫃に納められました。 約270年後、花山法皇によって西国三十三所観音巡礼が再興されました。 西国と言われている札所は三十三の観音霊場のことであり、 札所の距離は約1000㎞。和歌山・奈良・大阪・滋賀・京都・兵庫・岐阜と2府5県にまたがります。 札所でいただく御朱印閻魔大王からの宝印であり、33の宝印をすべてを集めると極楽浄土いくことができます。 御朱印は札所本尊の分身でもありますので、大切に保管しなくてはいけません。

西国三十三所めぐりのルールについて

四国八十八カ所巡礼は、公式ページに参拝手順が掲載案内されていますが、西国三十三所巡礼の参拝手順は公式ページに掲載されていません。

一般的な手順は、山門前で合唱、手水鉢で手を洗う、ロウソク・線香を献納、読経、納経料を納めて御朱印を頂く、山門で合唱・一連

となります。

これらの手順を覚えるのが大変ですが、西国三十三所めぐりのルールを確認すれば、少し気が収まります。

このサイトの「巡礼のルールについて」の項目を見てみると、巡礼前に不安になる点を解決してくれます。

巡礼は、長い旅路になります。楽しみながら参拝するためにも、寺院でのルールを理解された上で参拝されることをお薦めします。

西国巡礼の地図

古くから親しまれている西国三十三所巡礼ですが、各寺院は、和歌山県大阪府奈良県京都府滋賀県兵庫県岐阜県の近畿と中部地方に点在しています。

また、西国番外札所も近畿地方と長野県に点在しています。

これらの寺院を巡礼する前には、西国三十三所めぐりの地図を必ず確認しておきたいものです。

このサイトだと、一般的な三十三所と公式番外札所以外の番外札所も掲載されているので、全ての札所を、どのように巡礼すれば、効率的かが分かり易いです。

巡礼は、長い旅路になります。楽しみながら参拝するためにも、地図で寺院の場所を確認されることをお薦めします。

 

西国札所

台風も去り、秋が深まってくる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

こんな季節は、紅葉もかねてお寺参りをするのがいいですね。

西国三十三所は、徳道上人が閻魔大王から三十三の宝印を授かり、花山法皇が再興された三十三の寺院は、西国札所 WEBページで紹介されています。

西国の各札所には番外もあります。番外札所の由来は色々とあるみたいですが、まとまった資料は、なかなか見つけられないです。

西国三十三所番外のページでは、由来までは記載されていませんが、一覧でまとめられているのと、番外札所の地図が載っているので、とても参考になると思います。

三十三所だけでなく、番外札所も巡礼するのがいいと思います。